共産主義者による虐殺 これは事実です 2021.8.5

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終戦記念日を前に~凄惨な「共産主義者による虐殺」を忘れるな【橋本琴絵の愛国旋律㉟】 - Daily WiLL Online(デイリー ウィルオンライン) (web-willmagazine.com)

2021年8月5日

 

「あの戦争」から抜け落ちている視点
 今年もこの季節がやってきた。8月6日の広島原爆投下、同9日の長崎原爆投下、そして15日の終戦記念日である。戦後76年目にあたる今年も、メディアはこぞって「あの戦争」の犠牲者と反省を声高々に叫ぶ。しかし、そこには奇妙なことに一つの視点が抜け落ちている。「共産主義者に殺害された日本人」の存在である。

 私たちは初等教育から「アメリカに殺害された日本人」の実態を学ばされてきた。前述した原爆投下や、本土空襲、終戦間際の機銃掃射である。例えば、東京都八王子市泉町にある相即寺には「ランドセル地蔵」がある。当時、小学四年生だった神尾明治くんのランドセルを背負った地蔵がある。昭和20年7月8日、米陸軍のP51マスタング戦闘機が登校中の小学生の列へ機銃掃射をして、神尾明治くんは12.7mm弾に身体を貫かれて絶命した。

 

 このように明らかな非戦闘員に対する「人間狩り」は全国で散発的に起き、例えば湯の花トンネル列車銃撃事件(東京都南多摩郡において列車が機銃掃射を受けて民間人乗客の多数が殺傷された)など、都市部への大規模な空襲と共に戦争の悲惨をあらわすものとして語り継がれている。

 しかし、教育や一般メディアが絶対に語らない「犠牲者」がいる。それは、戦争末期に強襲してきた共産主義者によって殺害された人々だ。
 日本とソ連は「日ソ中立条約」を締結し、条約は1946年3月まで有効であった。この条約に対する配慮のため、ソ連行きの戦略物質(レンドリース法によってアメリカで生産されたソ連に供与される兵器弾薬)を積載した「アメリカ海軍の輸送艦」でさえ、大東亜戦争中であっても日本海軍は攻撃せず、津軽海峡宗谷海峡の自由航行を例外的に認めていたほどだ。(このため、アメリカの対ソ支援ルートは大西洋ルートを航行するPQ艦隊※などがドイツに攻撃されるため、大東亜戦争全期間を通じて安全な太平洋ルートがメインになったほどである。)
ソ連への援助物資輸送船団

 しかし、1945年8月9日、ソ連は突如として日ソ中立条約を破棄し、日本への侵略戦争を開始した。

 

「葛根廟事件」の悲劇
 当時、満州には多くの日本人が居住し、石炭や鉄鉱石の採掘業に従事していた。また、世界恐慌によって失業した人々とその家族を「開拓移民団」として満州に移住させる計画が1932年から始まり、1944年末まで累計30万人以上の日本人が移住し、農業を営んでいた。これらの地域は関東軍が防衛していたが、1944年後半になると「日本本土決戦」が視野に入り、三個師団以上が引き抜かれることとなった。

 そこにきて、突如としてソ連軍が侵攻してきたのである。結論から言うと、軍人を除いて30万人以上いた在留邦人のうち、帰国できた人々は11万人に満たない。広島・長崎に対する2発の原爆投下による1年以内の死者が30万人未満であるのに対して、ソ連軍による民間人攻撃と57万人の日本軍人強制連行の被害者は、これ以上の人数に上る。

 このようにアメリカ人に殺された日本人について私たちはよく知っている一方で、共産主義者に殺された日本人について、私たちはあまり知らない。では、日本人はどのように殺害されたのであろうか。それを象徴するのが、1945年8月14日に起きた葛根廟事件である。

 現在の内モンゴルにあった葛根廟という地域で、日本人女性と小学生の集団に対してソ連軍は総攻撃を始めた。逃げ惑う子供たちを戦車でひき殺し、その死体が戦車のキャタピラに幾重にもはさまり、未就学児でさえ頭を銃で撃ち抜いた。母親の死体に寄添って泣く幼児を見つけると、これをその場で射殺することなく、走らせるように促してから射殺するゲームをさえ楽しんだ。

 ここでも猟奇的な殺人が数多く行われ、日本人妊婦の体内に手榴弾を入れて爆発させ、内臓や胎児の破片が飛び散る様子に共産主義者たちは歓声を上げて喜んだ。生き残った女性達は連れ去られ、繰り返される強姦によって体力がなくなると近隣の建物の中に閉じ込められ、生きたまま焼却処分された。また、かろうじて処刑されることを免れた日本人小学生たちは、地元民らの奴隷として売買され、それが今日でいう「中国残留孤児」となった。

  こうした事件は葛根廟だけでとどまらず、満州各地で発生した。8月17日の東京荏原開拓団虐殺事件や、8月25日の仁義佛立講開拓団虐殺事件である。これらは終戦記念日である8月15日を過ぎても継続され、満州各地で女性と児童の虐殺を楽しむ共産主義者らの姿が、奇跡的に生還した人々の証言によって記録されている。

 

※参考文献:「殺戮の草原満州葛根廟事件の証言」 大櫛戊辰著(東葛商工新聞社 昭和51年刊)

 

各地で行われた「虐殺」
 次に紹介する話は、筆者がこの「Daily WiLL Online」に掲載したい旨を申し出て、ある引揚者互助会が発行する会報誌に記載された凄惨な証言の転載を求めた話である。「個人が特定されるため」に転載元を明らかにすることは遺族の方に拒絶されたが、土地の名称や出典を曖昧にする形ならば差し支えないとの回答を得たため、以下に「ある虐殺ケース」として紹介する。

 ≪駅で京城行きの列車を何日も待っていると、ソ連軍がやってきた。私はこの駅である夫婦と出会い、知り合っていた。夫は鉱山技師であり、妻とは昭和19年に結婚したばかりだという。妻は19才で若く健康的だった。
 ある時、ソ連兵の一団がやってきて私たちに近づいてきた。兵士の一人が妻の手を引っ張り、どこかに連れて行こうとした。それをみた夫がなんとか阻止を試みると、ソ連兵は拳銃で夫の頭をすぐに撃ちぬいた。夫の頭からは脳がボロボロと出てきて、その場に倒れこんで絶命した。妻はそのまま駅舎の方に連れていかれた。向こうの方ではソ連兵に連れていかれることを泣き叫んでいやがった女性が、銃剣を股に突き刺されている光景を目にしたからか、妻は声を上げずそのまま連れていかれた。
 一晩経って朝方に妻が帰ってきた。その姿は幽鬼のようであり、股からは血が流れ続け、衣類は半分ほど引きちぎれて乳房が見えていたが、妻の目は虚ろであり、宙をみていた。口は半開きであり、昨日まで綺麗に生えそろっていた前歯は全部なかった。妻は何も話せない状態になっていた。
 私は夫の遺品から、内地にある実家の住所が書かれた紙片をみつけたため、この妻を不憫に思って送り届けようと思った。それからようやく朝鮮から船に乗って内地に着き、そこから列車で某県内にある夫の実家にたどり着いた。出迎えた夫の母親に、息子の小指と僅かながら持ち出すことが出来た遺品のキセルを差し出すと、母親は気丈にも泣き崩れずに私に御礼をいった。しかし、半狂乱となって話すことが出来なくなった妻をじっとみると、やはり耐え切れずその場でしゃがみこんで泣き出した。
 翌年、その母親からもらった手紙には、妻はその後お腹が大きくなり、堕胎することも出来ないため、そのままでいると、緑色の肉の塊を産み落とし、その緑色の塊は産声をあげることもなくそのまま死に、妻もその塊を産んだ三日後に息を引き取ったとあった≫

このようなエピソードは、無数にある。ソ連軍は樺太にも上陸作戦を開始し、民間人3000人以上を虐殺した。その後、関東軍将兵57万名以上を強制連行し、うち1/10にあたる5万8千名以上が殺害された。この中には、第107代後陽成天皇の男系男子(13世)である近衛文隆も含まれていた。

 日本政府は性暴力被害などの実態を重く見て、福岡県内に二日市保養所と呼ばれる医療施設を急遽設置し、「体調の優れない女性」に声かけをして、満州から引き揚げてくる最中の強姦被害によって望まない妊娠をした女性たちに対して堕胎手術を提供した。この施設を利用した被害女性の正確な統計は無い。

 

アメリカ被害の強調」と「共産主義の被害の隠蔽」
 以上が、8月9日以降に起きた共産主義の被害である。私が最も重視するのが、2発の原爆以上の被害者がいるにもかかわらず、冒頭で述べた通りその実態が教育やメディアでこの戦後76年間も、無視され続けてきたことである。ここに、「アメリカの被害の強調」と「共産主義の被害の隠蔽」という対照性が目立つ。

 広島では毎年原爆被害を後世に語り継ぐ平和式典が執り行われているが、ここで非難の対象とされるのはアメリカやイギリスやフランスの核爆弾であって、ソ連や中国の核爆弾ではない。何故ならば、共産主義者にとってアメリカやイギリスの核実験は戦争の象徴でも、共産圏の核実験は「平和の光」であると認識されているからだ。

 このいびつな認知が、「日本人犠牲者」にも適用されているのである。すなわち、アメリカの民間人虐殺は悪であるが、共産主義者による日本人虐殺は悪とは見なさないとする方針だ。

 しかし、このようなことは許されるものではない。今こそ、歴史の真実に光を当て、日本人同胞が如何に残酷な方法で虐殺されたのか、今を生きる私たちが記憶した上で、今年の8月15日を迎えるべきではないだろうか

 

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